株式会社ONODERA USER RUN(代表取締役社長:加藤 順 所在地:東京都千代田区 以下「OUR」)は、米国イエール大学のジェローム・カソフ ’54 経営学・経済学教授のMobarak氏が来社され、同大学に所属する研究機関「Yale Research Initiative on Innovation and Scale(以下Y-RISE)」が推進する新たな国際共同研究プロジェクト「アジア地域の未活用ルートにおける国際移動の拡大戦略(Strategies for Scaling Up International Migration in Underutilized Routes within Asia)」を正式に開始したことをお知らせします。
■イエール大学(Yale University)との国際共同研究プロジェクト
今回の国際共同研究は、OURとY-RISEが長期的に連携し、アジアの未活用ルートを活用した国際移動の拡大を推進する取り組みです。教育と就労支援を通じて質の高い人材育成と持続可能な受け入れ体制の構築を目指し、得られた知見や成果を科学的に分析・発信することで、世界各国の労働移動や労働市場の活性化に寄与してまいります。
詳しくは過去リリースをご覧ください。https://onodera-user-run.co.jp/news/7022/
訪問中、モバラク教授は、海外教育部門のメンバーや、日本で働く外国人を支援する部門のスタッフと意見交換を行い、この革新的なプログラムの規模拡大や展開に関する重要な課題、今後の研究の可能性について議論しました。また、当社が育成・紹介した海外人材が活躍する、OURグループ運営の有料老人ホーム「ONODERAナーシングヴィラルネッサ四谷」および、ONODERAグループの運営する「廻転鮨 銀座おのでら本店」の視察も実施し、就労現場の環境や業務の様子について理解を深めるとともに、実際に勤務している外国人材との対話を通じて、現場の生の声を直接聞く貴重な機会となりました。
OURは、今後も本プロジェクトを通じ、質の高い人材育成および受入体制の構築強化に取り組み、グローバルで活躍できる人材の育成と、日本の人手不足解消の両立に寄与してまいります。
「母国で直面していた就労の課題や、OURの提供する研修および継続的な支援が日本での生活や就労への移行をどのように助けているのかについて、若い移住労働者たちに直接話を聞くことで、このプログラムの仕組みに対する私の理解が深まりました」とモバラク教授は述べました。「これらのインタビューや、プログラム運営に関するOURスタッフとの対話を通じて、より適切な研究フレームワークを設計できるようになります。この移住プログラムを他の場所で再現することを検討する際、送出国と受入国の双方にとって利益を生むような同様の機会を創出するためのモデルとして、世界がここから学べるようにすることを目指します。」