株式会社ONODERA USER RUN(代表取締役社長:加藤 順、所在地:東京都千代田区、以下「OUR」)は、2025年4月10日(木)、バングラデシュの政府機関「海外居住者福祉・海外雇用省(以下MoEWOE)」および「人材雇用・訓練局(以下BMET)」と、バングラデシュ国内における質の高い人材育成に向けた包括的な連携に関するMOUを締結しましたことをお知らせいたします。
■バングラデシュ MOU締結式
左からBMET局長Saleh Ahmed Mojaffar様、 MoEWOE次官Neyamot Ullah Bhuiyan様、Asif Nazrul暫定政権海外居住者福利厚生・海外雇用省顧問(閣僚)、在バングラデシュ日本国大使館 髙橋臨時代理大使、弊社代表取締役副社長 告野 崇
■バングラデシュにおけるMOU締結
バングラデシュは日本の約4割の面積に人口約1億7000万人を抱える人口増加とともに成長が著しい国でありながら、特に15‐24歳の若年層の失業率11.0%(全体は3.5%※)が大きな社会課題となっています。そこでOURでは政府機関であるMoEWOEとBMETとともに、バングラデシュ国内における日本語教育および特定技能教育を提供し、グローバルで通用する人材の育成と、日本の人手不足解消の両立を目指し、三者間MOUの締結に合意いたしました。
※参考:外務省 バングラデシュ人民共和国(People’s Republic of Bangladesh)
今回のMOU締結に伴い、OURはバングラデシュ国内において特定技能に関する専門教育および日本語教育を無償で提供することを目的に、「OUR BLOOMING ACADEMY」を本年11月に開校する予定です。MoEWOEには、BLOOMING ACADEMYの開校に向けた学生募集にご協力いただく予定であり、BMETが保有する施設を活用する予定です。
MOUの締結に際しては、今月10日にProbashi Kalyan Bhabanにて締結式を実施し、MoEWOE次官Neyamot Ullah Bhuiyan様、BMET局長Saleh Ahmed Mojaffar様、弊社代表取締役副社長 告野 崇が署名を行い、Asif Nazrul暫定政権海外居住者福利厚生・海外雇用省顧問(閣僚)、在バングラデシュ日本国大使館 髙橋臨時代理大使が立ち会われました。
また、OURは、バングラデシュにおいて、米国イエール大学に所属する研究機関「Y-RISE」が主導するアジア地域における国際移動の拡大を目指す研究プロジェクトへの参画が決定しており、このプロジェクトを通じ、OURの独自スキームをより強固なものにし、同国内においての活用が可能となります。
関連リリース: アジアの未来を拓く国際共同研究×官民連携 ONODERA USER RUN、イエール大学Y-RISEと協働
■グローバル展開のOUR教育拠点(OUR BLOOMING ACADEMY)5カ国に拡大
OURでは、現在展開しているアジア4カ国(フィリピン、ミャンマー、ラオス、インドネシア)に加え、今回のMOU締結により、新たにバングラデシュにおいても、無償での人材教育モデルを展開してまいります。無償教育拠点「OUR BLOOMING ACADEMY」をグローバルに展開することで、人材の供給力は向上し、日本の人手不足という課題に対し、さらにスピード感を持って柔軟に対応することが可能となります。また、国内の受け入れ先のニーズに応じて教育内容を柔軟に設計できる点も、「OURストレートスルー」ならではの大きな強みです。
アジアの若者の未来を切り拓くOURストレートスルー:海外現地での学生募集、無償教育、人財紹介、生活支援、定着支援までを外部に委託することなくすべてをシームレスに自社で完結しています
OURでは引き続き、世界の若く優秀な人材への特定技能に係る教育環境の整備と、海外現地及び日本国内における社会課題の解決に貢献してまいります。