国内全都道府県に4,200人以上の特定技能人材の紹介実績を持つ株式会社ONODERA USER RUN(代表取締役社長:加藤 順 所在地:東京都千代田区 以下「OUR」)は、特に地方で顕著な人手不足、および空き家増加といった社会問題を解決すべく、茨城県境町(町長:橋本 正裕 以下「境町」)と連携し、町有の空き家の有効活用と自社が紹介する特定技能人材による地方創生を目指した取り組みを開始しましたことをお知らせします。
本取り組みに際し、今月入国した外食分野のOUR BLOOM(OUR人材)2名は、町内の空き家を活用した住居に入居し、ONODERA GROUPの株式会社ONODERAフードサービス(代表取締役社長:小野寺 勇司 所在地:東京都千代田区 以下「OFS」)が、今月15日に同町内にオープンした、行政との初の連携店舗「廻転鮨 銀座おのでら 境町店」にて就労を開始しております。
日本の少子高齢化社会が生み出した顕著な社会課題に、労働力不足問題と空き家増加問題があります。労働力不足を外国人の労働力で補う動きが模索される中、同時に、保証人がみつからないことなどを理由に、外国人材の住居の確保が難しいといった入居問題があります。
また、空き家増加問題に関しては、総務省が公表している「令和5年住宅・土地統計調査」によると、全国の空き家件数は年々増加傾向にあり2023年時点で900万2千戸に達し、過去最高の件数を記録しています。
このような状況を受け、当社は、境町と連携して地方創生関連事業の一環として、町有の空き家を住居として確保し、境町で就労する外国人材の住居問題、若い働き手を創出することによる労働力不足の解消および同町における空き家増加問題という3つの社会課題を解決し地方創生を実現するための仕組み作りを開始しました。
空き家を活用した住居への入居時の様子:入居するOUR人材「OUR BLOOM」の2人(写真左から4、5番目)、境町役場のみなさま(写真右から1、2番目)、弊社代表取締役社長(写真左から2番目)、弊社社員(その他)