ONODERA GROUPの株式会社LEOC(代表取締役CEO:田島 利行 所在地:東京都千代田区、以下「LEOC」)は、英国Winnow社製のAI技術で食品ロスを可視化するツール「Winnow」を、同社が受託運営するセガサミーホールディングス株式会社(代表取締役社長グループCEO:里見 治紀 所在地:東京都品川区、以下「セガサミーホールディングス」)の社員食堂に6月中旬より導入いたします。
国内の社員食堂におけるWinnowの導入は初となります。その第1号として、サステナビリティ経営を推進するセガサミーホールディングスが協力。同社およびグループ会社従業員が利用する社員食堂「JOURNEY’S CANTEEN」の厨房内に設置いたします。
コントラクトフード事業者として喫緊の課題である食品ロスの削減に向け、LEOCでは食材発注・調理・提供といった、サプライチェーンの各段階における施策を検討。その中でも、料理提供における「食数の適正化」を目指し、Winnowのテスト導入を決定いたしました。
Winnowのポイントは「把握・改善・環境」の3点。動体検知カメラを内蔵したAI搭載システムにより、食品残渣を食材品目別に集計。廃棄コストや削減可能な食数、CO2排出量を算出いたします。収益に影響する食品ロスをランキングで確認できるため、無駄な食材を把握することが可能となります。また、オペレーションの改善や廃棄削減を促進するためのレポートも配布されます。
今後LEOCではセガサミーホールディングスの協力のもと、運用した実証データをもとに、他の給食事業所への導入可能性を検討。食品ロスと食材コストの削減に貢献してまいります。