株式会社なだ万(本社:東京都千代田区、社長:長尾 真司)は、3月28日(金)、ホテルニューオータニの庭園内にあるなだ万本店 山茶花荘をリニューアルオープンします。
■歴史をつなぐ、なだ万本店 山茶花荘
なだ万本店 山茶花荘は、1974年8月に大阪・今橋本店より、現在の場所へ移転しました。約一万坪の広大なホテルニューオータニの閑静な日本庭園の中に建つ、数寄屋造りの瀟洒な建物は、ホテルオーナーの大谷米一氏の旧邸であり、日本建築の第一人者、故・村野藤吾氏の設計による傑作といわれ、「都会の喧騒を忘れ、心からくつろぎを感じていただきたい」との願いがこめられております。源氏物語にちなんだ「花桐の間」や「葵の間」など4つのお座敷があり、世界の国賓や財政界の要人が歴史を刻んでこられました。1986年5月には、中曽根総理(当時)主催の東京サミットの公式晩餐会が、民間施設として初めて開催されたことでも知られています。
■更なる高みを目指す料理/調理長 吉田武彦(理事 海外調理部長/福岡県出身)
調理長の吉田武彦は独自の感性と確実な技術で、最高の食材を至極の一皿に仕上げます。海外店の経験も長く、広い視野を持ち、各国の料理技法を積極的に取り入れて、ストイックに味を追求しております。吉田の手掛ける料理には、「上海蟹」「トリュフ」など、日本料理には登場してこなかった食材も早くから取り入れており、国内外にファンが多く、その料理は多くのお客様を魅了してきました。
■伝統と革新が融合した唯一無二の味わい シグネチャー料理「フォアグラ茶碗蒸し トリュフ餡かけ」
「フォアグラ茶碗蒸し」はなだ万の伝統料理のひとつです。誕生依頼、多くの調理長たちが研鑽を繰り返し、今回吉田の手による本店で提供する最高峰の「フォアグラ茶碗蒸し トリュフ餡かけ」が出来ました。なめらかな口当たり、濃厚で幾重にも変化する味わいは唯一無二の存在です。
■お料理のご案内
・季節懐石料理 桐(きり)※ランチ限定 25,000円(33,000円)
・本懐石 葵(あおい)※ランチは前日までに要予約 38,000円(50,160円)
・国産黒毛和牛コース 38,000円(50,160円)
・プレミアムおまかせ料理 ※前日までに要予約 50,000円(66,000円)
・本店調理長 別注献立 ※5日前に要予約 75,000円~(99,000円)~
~お客様のリクエストに沿った食材、調理法の本店調理長の別注特別献立~
※( )内の価格は室料、消費税、サービス料を含んでおります。
■最高峰のおもてなし/女将 金澤玲子
茶道や華道など日本文化の伝統を守り、継承しながらこれまで培ってきた経験を活かし、お客様それぞれに合ったおもてなしを心がけ、心をこめたおもてなしで至福のひとときをご提供します。女将の細やかな気配りと、常に心地よい空間を作り出すことに対する情熱は、代々継承されてきました。この度金澤が女将に就任し、伝統のおもてなしを現代にあわせた進化をさせ、未来へ引き継いで参ります。
また、座敷の接客サービスは、立ち居振る舞いや作法に細かな決まりがあるため、なだ万社内でも優秀なスタッフがお席をご担当いたします。料理、サービスと共に、なだ万最高峰のおもてなしをご堪能ください。
■天保から令和へ、時代に合わせた進化
料亭といえば座敷のイメージがありますが、この度のリニューアルでは、今まで以上に多様なシーンでのご利用に対応するため、「葵の間」を掘りごたつ式からテーブル・椅子席に改装しました。特注のテーブルは天板が朱の漆塗り、椅子は貴重な国産広葉樹ブナ材を使用。出来るだけ軽量で、女性や高齢者の方でも使い心地のよいデザインがされています。また絨毯も踏み心地や遮音性、断熱性にこだわった毛足の長い特注品です。お客様の快適性と選択肢を広げ、格式ある料亭としてお見合いやお顔合わせなどの人生の節目やお祝い、門出、さらには政財界の方々の重要な会合など、なだ万本店 山茶花荘は人生に寄り添い、国内外の歴史を紡ぐお手伝いをさせていただきます。
<個室のご案内>
・花桐の間:16名様(最大20名様)
・葵の間(テーブル・椅子席):4~8名様
・紫の間:2~4名様
・藤の間:2~4名様
・茜の間:4~6名様